Analisis Psikologis Tokoh Heikichi Umezawa dalam Novel “The Tokyo Zodiac Murders” Karya Soji Shimada

(1)

ANALISIS PSIKOLOGIS TOKOH HEIKICHI UMEZAWA DALAM NOVEL “THE TOKYO ZODIAC MURDERS” KARYA SOJI SHIMADA

SOJI SHIMADA NO SAKUHIN NO “THE TOKYO ZODIAC MURDERS” TO IU SHOUSETSU NI OKERU SHUJI HEIKICHI UMEZAWA NO SHINRITEKINA

BUNSEKI

SKRIPSI

Skripsi Ini Diajukan Kepada Panitia Ujian Fakultas Ilmu Budaya Universitas Sumatera Utara Medan Untuk Melengkapi Salah Satu Syarat Ujian Sarjana Bidang Ilmu Sastra Jepang

Oleh :

Yulia Putri Paradida Nim : 090708043

DEPARTEMEN SASTRA JEPANG FAKULTAS ILMU BUDAYA UNIVERSITAS SUMATERA UTARA

MEDAN 2013


(2)

ANALISIS PSIKOLOGIS TOKOH HEIKICHI UMEZAWA DALAM NOVEL “THE TOKYO ZODIAC MURDERS” KARYA SOJI SHIMADA

SOJI SHIMADA NO SAKUHIN NO “THE TOKYO ZODIAC MURDERS” TO IU SHOUSETSU NI OKERU SHUJI HEIKICHI UMEZAWA NO SHINRITEKINA

BUNSEKI

SKRIPSI

Skripsi Ini Diajukan Kepada Panitia Ujian Fakultas Ilmu Budaya Universitas Sumatera Utara Medan Untuk Melengkapi Salah Satu Syarat Ujian Sarjana Bidang Ilmu Sastra Jepang

Pembimbing I : Pembimbing II :

Drs. Eman Kusdyana, M.Hum

NIP : 19600919 1988 03 1001 NIP : 19670807 2005 01 1001 Zulnaidi, S.S., M.Hum

DEPARTEMEN SASTRA JEPANG FAKULTAS ILMU BUDAYA UNIVERSITAS SUMATERA UTARA

MEDAN 2013


(3)

Disetujui Oleh :

Fakultas Ilmu Budaya Universitas Sumatera Utara Medan

Departemen Sastra Jepang Ketua,

Drs. Eman Kusdiyana, M.Hum NIP : 19600919 1988 03 1001 Medan,


(4)

KATA PENGANTAR

Alhamdulillahi Rabbil ‘Alamin, puji dan syukur penulis ucapkan kepada kehadirat Allah SWT yang telah memberikan rahmat beserta karuniaNya kepada penulis sehingga dapat menyelesaikan skripsi ini.

Penulisan skripsi yang berjudul “Analisis Psikologis Tokoh Heikichi Umezawa dalam Novel “The Tokyo Zodiac Murders” Karya Soji Shimada ini diajukan untuk memenuhi persyaratan untuk mencapai gelar kesarjanaan pada Fakultas Ilmu Budaya Program Studi Sastra Jepang Universitas Sumatera Utara.

Dalam penyusunan skripsi ini, penulis menyadari masih banyak terdapat kekurangan di berbagai sisi, baik dalam susunan kalimatnya maupun proses analisisnya. Untuk itu penulis mengharapkan kritik dan saran dari berbagai pihak demi perbaikan skripsi ini agar dapat menjadi skripsi yang lebih bermanfaat dan lebih sempurna kedepannya.

Dalam menyelesaikan skripsi ini, penulis banyak mendapat bantuan dari berbagai pihak baik moril dan materil. Untuk itu, pada kesempatan ini penulis ingin menyampaikan rasa terima kasih yang sebesar-besarnya kepada orang-orang yang telah membantu penulis dalam menyelesaikan skripsi ini, antara lain kepada :

1. Bapak Dr. Syahron Lubis, M.A, Selaku dekan Fakultas Ilmu Budaya Universitas Sumatera Utara.

2. Bapak Drs. Eman Kusdiyana, M.Hum, selaku ketua jurusan Departemen Sastra Jepang dan sekaligus sebagai dosen pembimbing I yang telah banyak membantu dan meluangkan waktunya membaca serta mengoreksi skripsi ini, sehingga selesai.


(5)

3. Bapak Zulnaidi,S,S., M.Hum selaku dosen pembimbing II yang telah banyak membantu dan meluangkan waktunya membaca serta mengoreksi skripsi ini, sehingga skripsi ini dapat selesai.

4. Dosen penguji yang telah menyediakan waktunya untuk membaca dan menguji skripsi ini. Terima kasih juga penulis ucapkan kepada dosen-dosen dan staf-staf Fakultas Ilmu Budaya, khusunya dosen-dosen Sastra Jepang yang telah membimbing dan mengajar saya selama belajar di Fakultas Sastra Jepang.

5. Untuk kedua orang tua saya yang sudah membantu dan mendukung anaknya untuk segera menyelesaikan skripsi ini, terutama ibu saya Dra. Parida Ariani, M.pd.

6. Buat teman-teman saya di Sastra Jepang 09 Miita, Nisha, Mery, Uci, Sary. dan Eliza juga teman-teman 09 yang lain yang juga telah banyak membantu saya.

7. Buat teman-teman saya di SMA Suma, Nisa, Uti, dan Tya yang walaupun udah masuk dunia perkuliahan masih saja akrab dan tetap sama gilanya.

8. Semua pihak yang turut membantu dan mendukung saya selama ini.

Penulis berharap semoga skripsi ini dapat bermanfaat, khususnya bagi penulis sendiri dan teman-teman yang tertarik dengan hal mengenai Jepang.

Penulis menyadari sepenuhnya bahwa skripsi ini tidak luput dari berbagai kekurangan dan keslahan. Oleh karena itu saran dan kritik sangat penulis harapkan demi perbaikan untuk masa yang akan datang.

Medan, 23 Agustus 2013


(6)

DAFTAR ISI

Halaman

KATA PENGANTAR ... i

DAFTAR ISI... iv

BAB I. PENDAHULUAN ... 1

1.1. Latar Belakang Masalah ... 1

1.2. Perumusan Masalah ... 6

1.3. Ruang Lingkup Pembahasan ... 8

1.4. Tinjauan Pustaka dan Kerangka Teori ... 9

1.5. Tujuan dan Manfaat Penelitian ... 16

1.6. Metode Penelitian ··· 17

BAB II. TINJAUAN UMUM TERHADAP NOVEL DAN PSIKOLOGI SASTRA ... 19

2.1 Defenisi Novel ··· 19

2.1.1. Unsur Intrinsik ··· 21

2.1.2. Klasifikasi Novel ··· 26

2.2 Setting Novel The Tokyo Zodiac Murders ··· 27

2.2.1 Latar Tempat ··· 28

2.2.2 Latar Waktu ··· 28

2.2.3 Latar Sosial ··· 28

2.3 Karakteristik Tokoh Heikichi Umezawa ··· 30


(7)

2.5 Psikoanalisa Freud ··· 32

2.5.1 Psikoanalisis Sebagai Teori Kepribadian ··· 33

2.5.2 Sistem Kepribadian ··· 34

a. Id ··· 34

b. Ego ··· 36

c. Super Ego ··· 37

2.5.3 Dinamika Kepribadian ··· 37

2.5.3.1 Naluri (Insting) ··· 38

(1) Insting-Insting Hidup ··· 38

(2) Insting-Insting Mati ··· 38

2.5.3.2 Kecemasan ··· 39

BAB III. ANALISIS PSIKOLOGIS TOKOH HEIKICHI UMEZAWA DALAM NOVEL “THE TOKYO ZODIAC MURDERS” ... 41

3.1 Ringkasan Novel ··· 41

3.2 Analisis Psikologis Tokoh Heikichi Umezawa ··· 47

BAB IV. KESIMPULAN DAN SARAN 4.1 Kesimpulan ··· 60

4.2 Saran ··· 62

DAFTAR PUSTAKA ABSTRAK


(8)

ABSTRAK BAHASA JEPANG

荘司 島田 の 作品 の THE TOKYO ZODIAC MURDERS と 言う 小説

に おける 平吉 梅沢 と 言う 主人公 の 心理的な 分析

この 論文 の 題名 は 荘司そ う じ 島田し ま だ の 作品 の “The Tokyo Zodiac

Murders” と 言う 小説 に おける 平吉 梅沢 と 言う 主人公 の

心理的な 分析 である。この 小説 は 平吉へいきち うめざわ梅沢 の 心理的な 問題 に

ついて 説明する。心理学 は 人間 の 精神せいしん や こうどう行動 に ついて の

研 究 けんきゅう

を する 学問 である。この 小説 の 中 では 心理的な じょうたい状 態

を 語った 主人公 は 平吉 梅沢 であり、1930 年代 に 東京 で

有名な 芸術家げいじゅつか であった。この 論文 の 目的 は “The Tokyo Zodiac Murders

の 小説の中に 平吉 梅沢 の じょうたい状 態 や 心理的 負担ふ た ん

平 吉 は 1 9 3 0 年 代 に 有 名 な 芸 術 家 で あ っ た 。 有 名 な

芸術家 として は いつも 楽しくない と 感じられた。彼 は

を 知る ため

であった。

変 へん

な の

ささやき を 聞き つづ続 けている のは よく うつ 病びょう を けいけん経験 した。平吉


(9)

である。新しい げいじゅつ芸 術 作品 を さくせい作成するのに 大きな 願望がんぼう を 持つ と

同じ ように きょうはく脅 迫 観念かんねん である。これ は、彼 が “Azoth” と よ

呼ばれる

芸術 作品 を 作成する ために 計画けいかくある わけ であった。 この 芸術

作品 は 女性 との 愛 あこが憧 れ と しゅうちゃくかん執 着 間 に しょくはつ

この 小説 の 主人公 に

触 発 された。

経験 けいけん

した せいしんてき精神的 紛争ふんそう が あるので、

筆者 は 心理 を 分析 ある ために 興味 を 持っている。この 論文

の 中 で は 筆 者 が 主 人 公 の Id, Ego, Super Ego の よ う に “Sigmund Freud ” の 個性こ せ い の 理論り ろ ん を しようして いる。さらに、筆者

も ほんのう本能 と 不安ふ あ ん の ように 人格じんかく の 動的どうてき 理論り ろ ん を しようして いる。

つ ま り 、 筆 者 は こ の 論 文 で は 2 の 理論り ろ ん し よ う し て 、 そ れ は

心理学 文学的 と き ご う ろ ん

この 小説 の テーマ は 世界中 で 有名 に なる こと が

できる 芸術 作品 書きたい 芸術家 の 計画 と

記号論 であった。

野望や ぼ う について である。

平吉 は 女性 の すがた姿 を 愛した 男 であった。その こと は 彼の

複数回 ふくすうかい

の 結婚 から 分かった。彼の ような 感じ は 彼の 絵 を

モ デ ル 化 女 性 か ら 目 に 見 え た 。 女 性 よ り 平 吉 も マ ネ キ ン の


(10)

で 販売はんばい されている 服 を じっしょう実 証 する ために しようされている 人間 の

形 を 視覚的し か く て き に にんぎょう

毎日 マネキン を 見ているので、彼は

人 形 の モデル である。

他 ほか

の 普通 の人ふ つ う が 経験けいけん

されていない 不思議ふ し ぎ な 魅力みりょく を 感じる ように なった。この マネキン

の かんしん関心 によって 画家が か として の 彼 の せいかつ生活 を 始めた。有名な

画家 と なった は 彼 が きんだんしょうじょうびょう禁 断 症 状 病 せいてきいつだつ性的逸脱 行動こうどう の げんいん原因 と

な る 心 理 的 な しょうがい障 害 を 持 っ て い た と い う じ じ つ

その 考え で 彼 が どのように Azoth を

事実 を Heikichi が

気づいていない ように なった。

作成 さくせい

する 計画 を

はじめた。Azoth を 作成する ために は 彼 は 六人 の 女性 を ころ殺し、

そこ から 必要ひつような 体 の 部分ぶ ぶ ん を 取とっていた。あつ集まる 体 の 部分ぶ ぶ ん は

ただの 女 ではない こと であった。殺させる 女性 の ゾディアック

が てきせつ適切 でなければ ならない。彼 は 殺人さつじん を 計画して 始めて、その

時 に も おどろ驚 いた 事 が あった。彼 は 近く の 性格せいかく に 干支別え と べ つ

の ちょうこう兆 候 6

しょじょ

処女 こと に 気づいた。その 女性 は 彼 の 女の子


(11)

この 事実じ じ つ は それ が 計画 を ちゅうし中止する こと は ない。平吉

は 子供 と 彼 の 姪めい も この げいじゅつ芸 術 作品さくひん を 作成 の 一部 と

なる こと に よろこ喜 んで いる と 思った。この 小説 の 終り に は

女性たち の 殺人さつじん 事件じ け ん は 平吉 の 計画 に したが従 って たっせい達成された。多く

の 人 は Azoth が 成功

せいこう

に 作成された と 信じた が、 小説 の

最後 まで に Azoth が どこ に あるか 知っている 人 は ない。

上記 じょうき

の 説明 は Freud の

しんりがくてきけんきゅう

心理学的研究 に 基もとづいている のは、

The Tokyo Zodiac Murders” の 小説 で 平吉 の すがた

姿 が Id の 挙動

きょどう

は 支配し は い 的な こと を もっている。しかし、Ego と Super Ego が 役割 やくわり

果たして いないという 意味 ではない。平吉 の 映像えいぞう で いつ

も 彼 を 気 に かげ影 を 殺した。 つまり に Id を 表示

ひょうじ

される よ

うに 見えた。 しかし、かげ影 を 殺す ために 意図い と は じっこう実行 されなかった。

彼 は そう する じゅうぶん十 分 な エネルギー を 持って いなかった と 感じ

た。その こと は 殺す ために がんぼう願望 を 持っている Id を 制御

せいぎょ

しよ

うとして いる Ego を

しめ

示して いた。Ego は 平吉 に どちら が 本物

だと 単たんなる そうぞう想像 だけ を 表示ひょうじ しようとしていた。平吉 の Id の きょどう

挙動 から なに も Super Ego の 後悔

こうかい


(12)

によって 制御せいぎょ する こと が できる が その はんたい反対 こと も あった。

この 小説 の 中 で 生せいのほんのう本能 と 死し のほんのう本能 も 平吉 の 不安ふ あ ん の そくめん

側面 が ある 表示ひょうじ された。

全体 ぜんたい

に “The Tokyo Zodiac Murders” の 小説 の 中 で 平吉 梅沢

の 心理学的 ぶんせき分析 に 議論ぎ ろ ん な ので、 平吉 梅沢 せいてきいつだつ性的逸脱 行動こうどう が けいけん

経験した 心理的な しょうがい障 害 を 説明した。それ は 普通ふ つ う の 人 によって

行われる こと が 妥当だ と う ではなかった。だから、彼 の がんぼう願望 を 達成たっせいする

ために、彼 は ある の モラル に したが従 って 行動こうどう しなかった。さらに、

この 小説 の 中 で 作家として 荘司 島田 の 伝える メッセージ も

あった。彼 は 過度の願望か ど がんぼう と きょうはくかんねん強 迫 観 念 が 自分自身じ ぶ ん じ し ん と ほかに 人 の

ために 良くない こと を しめ示 したい と 考えている。あなた が 達成たっせい

したい こと か きょうはく強 迫 観念かんねん が 良い か、 私たち は ロジック と 既存き ぞ ん


(13)

ABSTRAK INDONESIA

ANALISIS PSIKOLOGIS TOKOH UTAMA HEIKICHI UMEZAWA DALAM NOVEL “THE TOKYO ZODIAC MURDERS” KARYA SOJI SHIMADA

Skripsi ini berjudul Analisis Psikologis Tokoh Heikichi Umezawa dalam Novel “The Tokyo Zodiac Murders” karya Soji Shimada. Novel ini membahas masalah psikologis dari tokoh Heikichi Umezawa. Psikologi merupakan ilmu yang objek penelitiannya tertuju pada jiwa dan perilaku manusia. Tokoh yang diceritakan kondisi psikologisnya di novel ini adalah Heikichi Umezawa, seorang seniman terkenal di Tokyo pada tahun 1930an. Tujuan penulisan skripsi ini adalah untuk mengetahui kondisi dan beban psikologis dari Heikichi Umezawa dalam novel “The Tokyo Zodiac Murders”.

Heikichi merupakan seorang seniman yang terkenal di tahun 1930an. Sebagai seorang seniman terkenal kehidupannya tidak selalu menyenangkan. Ia sering mengalami depresi karena terus mendengar suara bisikan-bisikan asing. Heikichi Umezawa merupakan seseorang yang memiliki obsesi yang sangat berlebihan terhadap wanita. Obsesi tersebut sama besar dengan keinginannya untuk menciptakan karya seni baru. Hal inilah yang membuatnya merencanakan untuk membuat suatu karya seni yang ia sebut dengan “Azoth”. Karya seni ini terinspirasi dari rasa cinta, kagum dan obsesinya terhadap wanita.

Konflik batin yang dialami tokoh utama dalam novel ini yang membuat penulis tertarik untuk menganalisa psikologis tokoh utama. Penulis menggunakan teori kepribadian Sigmund Freud yaitu Id, Ego, dan Super Ego. Selain itu penulis juga menggunakan teori


(14)

dinamika kepribadian yaitu Naluri dan Kecemasan. Dalam hal ini penulis menggunakan dua teori pendekatan yaitu Psikologi Sastra dan Semiotika.

Tema yang terdapat di dalam novel ini adalah tentang rencana dan ambisi dari seorang seniman yang ingin menciptakan suatu karya seni yang dapat membuat dunia gempar. Heikichi merupakan seorang pria yang sangat menyukai sosok seorang wanita. Hal ini dapat kita lihat dari pernikahannya yang lebih dari sekali. Rasa sukanya ini juga terlihat dari banyaknya wanita yang menjadi model lukisannya. Selain wanita Heikichi juga menyukai sesuatu yang mirip dengan sosok seorang wanita asli yaitu sebuah manekin. Manekin adalah sebuah boneka model peraga berbentuk manusia yang digunakan untuk memperagakan baju-baju yang dijual ditoko.

Karena melihat sebuah manekin setiap hari, ia mulai merasakan ketertarikan aneh yang tidak dialami pria-pria normal lain. Ketertarikan pada manekin ini juga yang mengawali hidupnya sebagai seorang pelukis. Menjadi seorang pelukis terkenal membuat Heikichi tidak sadar dari fakta bahwa ia sudah mengalami gangguan psikologis yang menyebabkannya mengidam penyakit penyimpangan perilaku seksual.

Dengan pemikiran yang seperti itu ia mulai merencanakan bagaimana cara untuk menciptakan Azoth. Untuk menciptakan Azoth ia harus membunuh keenam wanita dan mengambil potongan-potongan tubuh yang ia perlukan dari mereka. Bagian-bagian tubuh yang akan dikumpulkan, tidak bisa dari sembarang wanita. Zodiak dari si wanita yang akan di bunuh pun harus sesuai. Ia mulai merencanakan pembunuhan itu dan pada saat itu ada hal yang membuat ia terkejut. Ia sadar bahwa enam perawan dengan lambang zodiak yang berbeda hidup didekatnya. Perempuan-perempuan itu adalah anak perempuan dan para keponakannya.


(15)

Fakta tersebut tidak membuatnya membatalkan rencana. Heikichi berfikir anak-anak dan para keponakannya juga akan senang karena dapat menjadi bagian dari pembuatan karya seni ini. Di akhir cerita, pembunuhan wanita-wanita ini terlaksana sesuai dengan rencana Heikichi. Banyak orang yang percaya Azoth berhasil diciptakan, tetapi sampai akhir cerita tidak ada satu pun orang yang tahu dimana Azoth berada.

Melihat uraian diatas berdasarkan kajian psikologis Freud, tokoh Heikichi dalam novel “The Tokyo Zodiac Murders” dominan memiliki perilaku Id. Namun demikian bukan berarti Ego dan Super Ego tidak berperan. Dalam cuplikan Heikichi yang berniat membunuh bayangan-bayangan yang selalu mengganggunya tampak muncul niatan Id. Tetapi niat untuk membunuh bayangan-bayangan tersebut tidak jadi dilakukan. Ia merasa tidak memiliki tenaga yang cukup untuk melakukannya. Hal ini menunjukkan Ego yang berusaha mengontrol Id yang memiliki keinginan untuk membunuh. Ego juga mencoba untuk memperlihatkan kepada Heikichi yang mana yang nyata dan yang mana yang hanya khayalan saja. Dari banyaknya perilaku Id dari Heikichi ada yang dapat dikontrol oleh Ego sehingga tidak muncul penyesalan dalam Super Ego, tetapi dan ada juga yang tidak. Tampak juga insting hidup dan insting mati juga aspek kecemasan dari Heikichi dalam novel ini.

Secara keseluruhan dalam pembahasan analisis psikologis tokoh Heikichi Umezaza dalam novel “The Tokyo Zodiac Murders” menjelaskan gangguan-gangguan psikologis yang dialami Heikichi Umezawa diantaranya penyimpangan perilaku seksual. Hal tersebut tidak wajar untuk dilakukan oleh orang-orang normal. Karena itu untuk mencapai keinginannya ia melakukan perbuatan yang tidak sesuai dengan moral yang ada. Selain itu di dalam novel ini juga terdapat pesan yang disampaikan Soji Shimada sebagai pengarang. Ia ingin menunjukkan bahwa obsesi dan keinginan yang berlebihan tidak baik bagi diri sendiri dan orang lain. Memiliki obsesi atau sesuatu hal yang ingin dicapai adalah suatu hal yang bagus tetapi harus kita sesuaikan dengan logika dan norma-norma yang ada.


(16)

BAB I

PENDAHULUAN 1.1 Latar Belakang Masalah

Jepang dikenal sebagai negara yang sangat kaya warisan budaya, tradisi dan juga kehidupan sastranya. Bisa dibilang, kehidupan masyarakat Jepang sangat erat kaitannya dengan kebudayaan dan juga sastra. Pada awalnya, sastra Jepang memang banyak dipengaruhi oleh sastra dari Negeri Tirai Bambu China. Namun secara bertahap, Jepang menemukan dan mengembangkan sendiri karya sastranya sehingga memiliki daya tarik dan keunikan tersendiri. Kesusastraan di Negara Jepang terbagi dua yaitu Kesusastraan Lisan yang disebut dengan Koosho Bungaku dan Kesusastraan Tulisan yang disebut dengan Kisai Bungaku.

Kooshoo Bungaku lahir dari kelompok masyarakat dan dinikmati oleh masyarakat pula. Karena penyampaiannya secara lisan, maka kooshoo bungaku ini bersifat tidak stabil dan berubah-ubah. Pengaruh kooshoo bungaku menjadi berkurang karena pemakaian tulisan kanji dan adanya kesadaran individual. Kesadaran individual ini melahirkan kreativitas-kreativitas pada kesusastraannya. Sedikit demi sedikit hilangnya sifat ketidakstabilan ini terlihat pada beberapa hasil karya sastra kooshoo bungaku yang sudah tertulis seperti, Kojiki, Nihonshoki dan Fudoki.

Pengertian sastra menurut Wellek dalam Melani Budianta (1998:109), bahwa sastra adalah lembaga sosial yang memakai medium bahasa dalam menampilkan gambar kehidupan dan kehidupan itu sendiri adalah kenyataan. Menurut Jan Van Luxemburg (1986:23-24) sastra dapat dipandang sebagai suatu gejala sosial, sastra yang di tulis pada kurun waktu tertentu langsung berkaitan dengan norma-norma dan adat-istiadat zaman itu. Sastra pun


(17)

dipergunakan sebagai sumber untuk menganalisa sistem masyarakat. Sastra juga mencerminkan kenyataan dalam masyarakat dan merupakan sarana untuk memahaminya.

Karya sastra terbagi atas dua jenis yaitu karya sastra fiksi dan non fiksi. Menurut Aminuddin (2010:66), fiksi adalah kisahan atau cerita yang diemban oleh pelaku-pelaku tertentu dengan pemeranan, latar serta tahapan rangkaian cerita tertentu yang bertolak dari hasil imajinasi pengarangnya sehingga menjalin suatu cerita. Sedangkan nonfiksi adalah karya sastra yang dibuat berdasarkan data – data yang otentik, tetapi bisa juga data itu dikembangkan menurut imajinasi penulis.

Novel merupakan contoh dari karya sastra fiksi yang mempunyai dua unsur yang mempengaruhinya yaitu unsur intrinsik dan unsur ekstrinsik. Yang dimaksud dengan unsur intrinsik adalah unsur-unsur sastra yang mempengaruhi ceritanya. Diantaranya tema, plot/alur, gaya bahasa, sudut pandang, latar, amanat, penokohan/tokoh dan lain-lain.

Menurut Sudjiman (1988:16) tokoh adalah individu rekaan yang mengalami peristiwa atau perlakuan di dalam berbagai peristiwa cerita. Tokoh pada umumnya berwujud manusia, tetapi dapat juga berwujud binatang atau benda yang diinsankan. Seorang pengarang dapat dengan bebas menentukan tokoh yang bagaimana yang ia buat. Baik itu dari perwatakannya, permasalahan yang terjadi, kondisi psikologis, dan lain-lain. Pengarang secara langsung, dapat mengungkap watak tokoh dalam ceritanya. Sedangkan secara tidak langsung, pengarang hanya menampilkan pikiran-pikiran, ide-ide, pandangan hidup, perbuatan, keadaan fisik, dan ucapan-ucapannya dalam sebuah cerita.

Tokoh merupakan bagian dari unsur intrinsik yang sangat mempengaruhi isi novel. Selain unsur intrinsik, unsur ekstrinsik juga tidak kalah penting pengaruhnya di dalam analisis novel. Unsur ekstrinsik adalah unsur-unsur yang membangun karya sastra dari luar. Diantaranya adalah kapan karya sastra itu dibuat, latar belakang kehidupan pengarang, latar belakang sosial pengarang, latar belakang penciptaan, sejarah, biografi pengarang dan


(18)

sebagainya. Dalam analisis ini, penulis menggunakan psikologis sastra sebagai salah satu unsur ekstrinsik yang digunakan untuk menganalisis isi novel.

Psikologis Sastra adalah analisis teks dengan mempertimbangkan relevansi dan peranan studi psikologis. Artinya, psikologi turut berperan penting dalam penganalisisan sebuah karya sastra dengan bekerja dari sudut kejiwaan karya sastra tersebut baik dari unsur pengarang, tokoh, maupun pembacanya. Dengan dipusatkannya perhatian pada tokoh-tokoh, maka akan dapat dianalisis konflik batin yang terkandung dalam karya sastra. Jadi, Secara umum dapat disimpulkan bahwa hubungan antara sastra dan psikologi sangat erat sehingga melebur dan melahirkan ilmu baru yang disebut dengan “Psikologi Sastra”.

Psikologi dan sastra memiliki hubungan fungsional karena sama-sama untuk mempelajari keadaan kejiwaan orang lain, bedanya dalam psikologi gejala tersebut riil, sedangkan dalam sastra bersifat imajinatif. Menurut Rene Wellek dan Austin Warren (1995:90) bahwa pendekatan psikologis sastra dikaitkan dengan pengarang, proses kreatif, karya sastra, dan pembaca. Meskipun demikian, pendekatan psikologis pada dasarnya berhubungan dengan tiga gejala utama, yaitu pengarang, karya sastra, dan pembaca, dengan pertimbangan bahwa pendekatan psikologis lebih banyak berhubungan dengan pengarang dan karya sastra.

Pengertian Psikologi secara bahasa berasal dari dua kata, yaitu psyche yang berarti jiwa, dan logos yang berarti ilmu, maka psikologi merupakan ilmu yang mengarahkan perhatiannya pada manusia yang objek penelitiannya tertuju pada jiwa dan perilaku manusia. Sigmund Freud dalam milner (1992:43) mengungkapkan gagasannya bahwa di dalam kehidupan mental kesadaran merupakan bagian yang terkecil sedangkan bagian terbesarnya adalah ketidaksadaran. Ketidaksadaran ini dapat merubah proses-proses kreatif dari pengarang.


(19)

Di dalam kajian psikologi sastra ini akan dijelaskan tentang psikoanalisis kepribadian yang terdiri dari tiga unsur kejiwaan yaitu id, ego, dan super ego. Kendatipun ketiga aspek ini masing-masing mempunyai fungsi, sifat, komponen, prinsip kerja, dan dinamika yang sendiri-sendiri, namun ketiganya berhubungan dengan erat sehingga sukar untuk memisahkan pengaruhnya terhadap tingkah laku manusia. Heikichi Umezawa sebagai tokoh cerita di novel “The Tokyo Zodiac Murders” ini selalu berfikiran tidak ada wanita yang memiliki kecantikan yang sesuai dengan kriterianya. Hal ini membuatnya mulai membayangkan bagaimana cara agar ia dapat memiliki dan menguasai wanita cantik itu sendiri. Salah satu cara yang difikirkannya yaitu dengan menciptakan wanita cantik itu sendiri. Karena hanya dengan membayangkan jelas tidak mungkin dapat terwujud tanpa adanya usaha. Keinginan untuk menguasai dan memiliki ini termasuk dalam kategori Id. Hanya dengan membayangkan (Bagian dari Id) jelas tidak dapat memenuhi keinginan Umezawa untuk dapat memiliki dan menguasai wanita cantik tersebut sehingga diperlukan sistem lain yaitu Ego.

Id saling menekan satu sama lain dalam setiap tindakan dan selalu berkaitan dengan dinamika kepribadian. Di dalam dinamika kepribadian ada Insting Hidup dan Insting Mati. Insting Hidup adalah melayani maksud individu untuk tetap hidup dan memperpanjang ras contohnya makan, minum, dan seksual. Sedangkan Insting Mati disebut juga dengan Insting Merusak. Adalah suatu kenyataan yang tak dapat dipungkiri, bahwa tiap orang itu pada akhirnya akan mati juga. Insting mati terbagi dua yaitu Insting mati Ekstern dan Intern. Insting mati Ekstern contohnya yaitu ingin membunuh, gila, dan depresi. Sedangkan Insting mati Intern contohnya yaitu keinginan untuk membunuh diri sendiri. Dalam bukunya yang berjudul “Jenseits des Lust prinzips (1920) Freud merumuskan bahwa “Tujuan semua yang hidup adalah mati”.

Contoh gejala penulis temukan pada tokoh Heikichi Umezawa di dalam novel yang berjudul “The Tokyo Zodiac Murders”. Novel The Tokyo Zodiac Murders karya Soji


(20)

Shimada ini, terdiri dari 354 halaman dalam bahasa Indonesia. Novel ini berisikan cerita fiksi dimana tokoh Heikichi Umezawa ditampilkan sebagai seorang seniman sukses pada tahun 1936. Dibalik kesuksesannya ia memiliki obsesi yang harus diwujudkan. Heikichi Umezawa selalu memusatkan perhatiannya kepada karya seni yang dibuatnya. Ia selalu mengurung diri di dalam studionya dan jarang berinteraksi dengan lingkungan luar. Ia juga hanya memiliki sedikit teman. Ia memiliki ambisi untuk menjadi seorang seniman yang berbeda dengan seniman yang lain, ia mulai merencanakan untuk menciptakan suatu karya seni yang belum pernah dibuat oleh seniman lain.

Karya seni itu yaitu “Azoth”. Azoth merupakan seorang wanita yang sangat sempurna menurut pengarang yang diceritakan oleh Heikichi Umezawa. Azoth dibuat dengan mengambil bagian-bagian tubuh wanita perawan kemudian menyatukannya menjadi satu bagian dan menciptakan seorang wanita baru dari bagian-bagian tubuh itu. Heikichi Umezawa juga memiliki obsesi yang berlebihan terhadap wanita. Ia pernah menyukai seorang manekin yang dimatanya merupakan cerminan dari seorang wanita yang sempurna. Karena sangat menyukai manekin, hampir setiap hari ia datang ke butik tempat manekin dipajang. Obsesi inilah yang membuat ia berfikir bahwa tidak ada wanita yang mendekati kriteria sempurna sesuai dengan fikirannya. Kesepian inilah yang tanpa ia sadari mulai membuatnya merencanakan hal-hal gila dan tanpa sadar mulai menyebabkannya mengalami depresi ringan dan terkena penyakit penyimpangan perilaku seksual. Hal ini membuat penulis tertarik untuk menelitinya dengan harapan dapat memberikan informasi kepada pembaca tentang psikologis yang digambarkan Soji Shimada dalam karya sastranya. Dengan demikian penulis dalam pembuatan skripsi ini memilih judul “Analisis Psikologis Tokoh Heikichi


(21)

1.2 Perumusan Masalah

Tokoh Heikichi Umezawa dalam novel The Tokyo Zodiac Murders ini digambarkan Soji Shimada sebagai seorang seniman yang sukses, kaya, penyendiri, dan memiliki obsesi yang berlebihan terhadap wanita. Ia juga memiliki keinginan untuk menciptakan suatu karya seni yang belum pernah dibuat oleh para seniman lain.

Karena keinginannya untuk menghasilkan sebuah karya seni yang baru, ia menyanggupi cara apapun, meskipun itu harus mengorbankan anak-anak perempuannya. Hal ini dilakukannya untuk memuaskan hasratnya sebagai seorang seniman. Ia pun merencanakan untuk membunuh ke enam anaknya itu. Keinginannya untuk membunuh termasuk ke dalam struktur jiwa manusia Freud yaitu id. Dorongan dan hasratnya untuk menciptakan azoth membuatnya mulai melupakan fakta bahwa anak-anak yang ia besarkan dan ia rawatlah yang akan ia bunuh. Dalam hal ini ego yang bertugas untuk melaksanakan dorongan yang tidak bertentangan dari super ego tidak dapat bekerja dengan baik. Seharusnya ego mampu menahan id yang ada dalam diri Heikichi Umezawa. Karena keinginannya untuk membunuh anak-anaknya demi untuk menghasilkan suatu karya seni yang baru merupakan hal yang bertentangan dengan moral di dalam masyarakat. Namun Heikichi tidak peduli dengan pandangan masyarakat karena baginya karya seni yang direncanakannya ini harus ia selesaikan sebelum ada seniman lain yang membuat karya seni yang sama dengannya.

Dari sikap dan perilaku Heikichi jelas bahwa ego sudah melanggar ketetapan yang telah ditentukan oleh super ego sehingga membuat Heikichi menghalalkan cara apapun untuk menghasilkan karya seninya meskipun harus dengan cara membunuh. Ego yang gagal menjalankan keseimbangan id dan larangan super ego mengakibatkan konflik batin di dalam diri Heikichi. Ia pun tidak peduli bahwa rencana yang akan ia lakukan melanggar etika moral dari berbagai aspek.


(22)

Untuk memudahkan arah sasaran yang akan dikaji, maka masalah penelitian ini dirumuskan dalam bentuk pertanyaan berikut ini :

1. Bagaimana kondisi psikologis dan kejiwaan tokoh Heikichi Umezawa berkaitan dengan rencananya demi menghasilkan sebuah karya seni?

2. Gangguan psikologis apakah yang dialami Heikichi Umezawa yang diungkapkan oleh Soji Shimada melalui pendekatan Sigmund Freud?

1.3 Ruang Lingkup Pembahasan

Dari berbagai permasalahan-permasalahan yang ada maka penulis perlu membatasi agar masalah penelitian tidak terlalu luas dan berkembang terlalu jauh. Penelitian hanya akan membahas tentang masalah psikologis yang berkaitan dengan struktur kejiwaan manusia yang didalamnya termasuk Id, Ego, dan Super Ego yang masing-masing dapat berdiri sendiri dan saling berkaitan dengan dinamika kepribadian yang juga berkaitan dengan Insting hidup dan mati yang dialami oleh tokoh utama dalam novel The Tokyo Zodiac Murders karya Soji Shimada, yang digambarkan sebagai seorang seniman yang karena obsesinya yang berlebihan dengan rencananya untuk membuat karya seni ia sampai merencanakan pembunuhan. Karena kegilaannya dengan karya seni ia juga mulai mengalami penyimpangan-penyimpangan diantaranya mulai tertarik dengan hal-hal aneh seperti pemotongan tubuh manusia. Karena hasrat yang tidak tercapai untuk memiliki wanita yang tercantik di dunia juga, ia mulai tertarik dengan manekin.

Penulis menganalis psikologis tokoh dengan mengambil cuplikan-cuplikan yang terdapat di dalam novel kemudian menganalisis kaitannya dengan psikologis, dan juga dengan menggunakan teori psikoanalisa Sigmund Freud dan pendekatan semiotik sebagai bahan acuan teoritis untuk membahas atau mengkaji masalah psikologis dari tokoh Heikichi Umezawa dalam novel “The Tokyo Zodiac Murders”. Untuk memperjelas dan


(23)

mempermudah analisis cerita novel The Tokyo Zodiac Murders ini penulis juga akan akan menjelaskan mengenai definisi novel, setting novel The Tokyo Zodiac Murders, biografi pengarang dan psikoanalisa Sigmund Freud.

1.4 Tinjauan Pustaka dan Kerangka Teori 1.4.1 Tinjauan Pustaka

Di dalam karya sastra fiksi ada satu unsur intrinsik yang sangat menaruh peranan penting dalam jalannya cerita, unsur tersebut merupakan tokoh. Dalam karya sastra fiksi tokoh mempunyai tugas yang sangat penting yaitu sebagai sosok yang benar-benar mengambil peran dalam jalannya cerita, dapat juga merupakan penyampai pesan, kesan, amanat, moral atau sesuatu yang ingin disampaikan pengarang kepada pembaca.

Tokoh dalam karya sastra fiksi merupakan tokoh yang dihasilkan pengarang murni dari hasil pemikirannya. Boulton dalam Aminuddin (2010:79), mengungkapkan bahwa cara pengarang menggambarkan dan menunjukkan tokohnya itu ada bermacam-macam. Mungkin pengarang menampilkan tokoh tersebut sebagai pelaku yang hidup di dunia nyata atau hanya di mimpi, pelaku yang mengemban tugas yang penting atau memiliki tujuan yang ingin dicapai, pelaku yang hidupnya biasa seperti masyarakat kebanyakan, pelaku yang egois, mempunyai obsesi yang berlebihan dan hanya ingin keinginannya terpenuhi, atau bisa juga pelaku yang mempunyai kelainan yang membuat ia berbeda dengan orang kebanyakan. Dalam cerita fiksi tokoh tersebut dapat berupa manusia, tumbuhan ataupun benda.

Tokoh adalah pelaku yang menyampaikan cerita. Menurut Abrams dalam Nurgiyantoro (2009:165) tokoh cerita merupakan orang-orang yang ditampilkan dalam suatu karya naratif atau drama yang oleh pembaca ditafsirkan memiliki kualitas moral dan kecenderungan kecenderungan tertentu seperti yang diekspresikan dalam ucapan dan


(24)

dilakukan dalam tindakan. Dari kutipan diatas kita dapat mengetahui bahwa antara tokoh dan karakternya berhubungan erat dengan para pembaca.

Tokoh-tokoh dalam karya sastra fiksi biasanya memiliki kesamaan dengan manusia dalam menjalani kehidupan sehari-hari. Masing-masing individu memiliki watak yang berbeda-beda sama halnya dengan tokoh yang ada di dalam karya sastra. Aminudin (2010:79) mengungkapkan Penokohan adalah cara pengarang menampilkan tokoh atau pelaku. Dalam upaya memahami watak pelaku pembaca dapat menelusuri melalui :

(a). Melalui tuturan pengarang terhadap karakteristik pelakunya. (b). Melalui gambaran lingkungan kehidupannya.

(c). Menunjukan secara langsung bagaimana perilakunya.

(d). Melihat bagaimana tokoh itu berbicara tentang dirinya sendiri.

(e). Memahami bagaimana jalan pikirannya.

(f). Melihat bagamana tokoh lain berbicara tentang tokoh itu. (g). Melihat tokoh-tokoh yang lain berbicara dengannya.

(h). Melihat bagaimana cara tokoh itu bereaksi dengan tokoh yang lain.

Setelah kita memahami watak yang terdapat di dalam karya sastra fiksi maka disitulah kita dapat memahami bagaimana pengarang menampilkan tokoh dalam karya sastranya. Watak yang terdapat dalam masing-masing tokoh dapat menggambarkan psikologis dari tokoh tersebut. Meskipun psikologis bukan merupakan unsur intrinsik yang mempengaruhi jalannya cerita tapi tidak dapat dipungkiri bahwa dengan adanya unsur psikologis sebagai unsur ekstrinsik, jelas itu sangat mempengaruhi jalannya cerita dalam suatu karya sastra.


(25)

Secara kategori, sastra berbeda dengan psikologi, sebab sebagaimana yang kita pahami sastra terkait dengan dunia fiksi, drama, puisi, esai yang diklasifikasikan ke dalam seni (art), sedangkan psikologi merujuk pada suatu studi ilmiah tentang perilaku yang dialami atau pun yang dilakukan manusia yang termasuk dalam proses mental. Atau dengan kata lain gejala yang terdapat pada psikologi bersifat riil sedangkan dalam sastra gejalanya bersifat imajinatif. Namun, kedua hal tersebut memiliki titik temu atau kesamaan, yaitu keduanya berangkat dari manusia dan kehidupan sebagai sumber kajian utama.

Realita psikologis adalah salah satu realita yang paling sering muncul dalam sebuah karya sastra contohnya di novel. Yang dimaksudkan realita psikologis disini ialah kehadiran suatu fenomena kejiwaan tertentu yang dialami oleh tokoh utama ketika bereaksi pada lingkunganya dan mungkin juga terhadap dirinya sendiri. Bagian terbesar dari jiwa seseorang tidak dapat terlihat dari luar dan itu merupakan ketidaksadaran. Di samping itu Freud mengatakan bahwa dalam diri setiap individu terdapat sistem kepribadian yaitu Id, Ego, Super Ego, Dinamika kepribadian yaitu Naluri (Insting) hidup dan mati.

Di dalam novel The Tokyo Zodiac Murders karya Soji Shimada ini dapat dilihat bahwa tokoh yang merencanakan rencana pembunuhan putri-putrinya untuk membuat suatu karya seni baru sebenarnya dari awal tidak berniat untuk menjadi seorang pembunuh. Ia merencanakan hal itu karena obsesinya untuk menjadi seorang seniman yang berhasil menciptakan sesuatu yang tidak pernah diciptakan oleh seniman-seniman lain. Psikologisnya jelas terganggu karena ia tidak lagi memperdulikan bahwa membunuh seseorang itu jelas melanggar norma hukum maupun masyarakat. Selain itu karena sering menyendiri ia juga jarang mengungkapkan isi hati dan fikirannya kepada seseorang sehingga apapun yang mengganggu hati dan fikirannya selalu ia simpan sendiri. Hal tersebut lambat laun membuatnya depresi dan mulai mengganggu psikologisnya. Lama kelamaan hal tersebut menyebabkan terjadinya penyimpangan. Tanpa disadari tokoh mulai terkena perilaku


(26)

penyimpangan seksual yang membuat ia tertarik dengan sebuah manekin yang di pajang di etalase toko. Sifat yang selalu mengurung diri mengakibatkan selain mengalami gangguan psikologis ternyata tokoh juga mengidam penyakit yang lain.

1.4.2 Kerangka Teori

Setiap penelitian memerlukan landasan atau titik tolak untuk menganalisis atau meneliti suatu permasalahan. Untuk meniliti dan menganalisis karya sastra diperlukan suatu teori pendekatan yang dapat berfungsi sebagai acuan yang dapat digunakan oleh penulis. Dalam penelitian ini penulis menggunakan pendekatan psikologis yang dalam hal ini menggunakan teori psikoanalisa Sigmund Freud dan juga pendekatan semiotik.

Menurut Hoed dalam Nurgiyantoro (2009:40) semiotik adalah ilmu atau metode analisis untuk mengkaji tanda. Tanda merupakan sesuatu yang mewakili sesuatu yang lain yang dapat berupa pengalaman, pikiran, perasaan, gagasan dan lain-lain.

Menurut Saussure dalam Nurgiyantoro (2009:43) bahasa sebagai sebuah sistem tanda yang memiliki dua unsur yang tidak dapat terpisahkan yaitu signifier dan signified atau penanda dan petanda. Wujud penanda dapat berupa bunyi-bunyi ujaran atau huruf-huruf tulisan, sedangkan signified (petanda) adalah unsur konseptual, gagasan, atau makna yang terkandung dalam penanda tersebut.

Berdasarkan teori semiotik penulis dapat mengkategorikan sikap dan kondisi tokoh ke dalam tanda. Tanda-tanda yang terdapat di dalam novel akan diterjemahkan dan dipilih bagian mana saja yang merupakan tindakan tokoh yang menggambarkan psikologis tokoh tersebut. Dengan semiotik kita juga dapat melihat indeksikal-indeksikal psikologis yang digunakan Sigmund Freud terutama yang berkaitan dengan sastra. Psikologi sastra merupakan suatu pendekatan yang mempertimbangkan segi-segi kejiwaan dan batiniah


(27)

manusia. Psikologi sastra juga merupakan ilmu sastra yang digunakan untuk mendekati karya sastra dari sudut psikologi (Endraswara, 2008:70).

Penulis menggunakan teori pendekatan semiotika dalam menganalisis psikologis tokoh karena dalam mengetahui adanya tekanan batin yang berdampak kepada psikologis tokoh di dalam novel ini, dapat dilihat dari bahasa-bahasa yang berperan sebagai tanda yang menunjukkan adanya psikologis yang terganggu akibat tekanan batin yang dialami. Setelah menemukan tanda yang menunjukkan psikologis tokoh tersebut, maka penulis akan melakukan analisis dengan menggunakan pendekatan psikologis khususnya teori psikoanalisa Sigmund Freud.

Psikoanalisis yang diciptakan Freud terbagi atas beberapa bagian, yaitu : a. Struktur Kepribadian

Menurut Freud dalam Koswara (1991:32) kepribadian memiliki tiga unsur penting, yaitu id (aspek biologis), ego (aspek psikologis), dan super ego (aspek sosiologis).

Id adalah sistem kepribadian yang di dalamnya terdapat faktor – faktor bawaan. Faktor bawaan ini adalah insting atau naluri yang dibawa sejak lahir. Naluri yang terdapat dalam diri manuasia dibedakan menjadi dua, yaitu naluri kehidupan (life instincts) dan naluri kematian (death insticts) (Koswara, 1991:32).

Ego adalah aspek psikologis dari kepribadian yang timbul karena kebutuhan pribadi untuk berhubungan dengan dunia nyata. Dikatakan aspek psikologis karena dalam memainkan peranannya ini, ego melibatkan fungsi psikologis yang tinggi, yaitu fungsi konektif atau intelektual (Koswara, 1991:33-34).

Super ego adalah sistem kepribadian yang berisikan nilai-nilai dan aturan-aturan yang sifatnya evaluatif (menyangkut baik dan buruk). Super ego terbentuk melalui internalisasi


(28)

nilai-nilai atau aturan-aturan oleh individu dari sejumlah figur yang berperan, berpengaruh atau berarti bagi individu tersebut seperti orang tua dan guru. (Koswara, 1991:34).

b. Dinamika Kepribadian

Menurut konsep Freud dalam Suryabrata (2007:129) insting adalah sumber perangsang somatis dalam yang dibawa sejak lahir, keinginan adalah perangsang psikologis, sedangkan kebutuhan adalah perangsang jasmani. Insting dikelompokkan menjadi dua kelompok, yaitu :

1. Insting Hidup

Insting hidup disebut juga eros yaitu dorongan yang menjamin survival dan reproduksi, seperti lapar, haus, dan seks. Energi yang dipakai oleh insting hidup disebut libido. Menurut insting seks bukan hanya berkenaan dengan kenikmatan organ seksual tetapi berhubungan dengan kepuasan yang diperoleh dari bagian tubuh lainnya yang dinamakan daerah erogen (erogenous zone). Suatu daerah atau bagian tubuh yang peka dan perangsangan pada daerah itu akan menimbulkan kepuasan dan menghilangkan ketegangan.

2. Insting Mati

Menurut Freud tujuan semua kehidupan adalah kematian, dorongan agresif (agressive drive) adalah derivatif insting mati yang terpenting. Insting mati mendorong seseorang untuk merusak dirinya sendiri dan dorongan agresif merupakan bentuk penyaluran agar orang tidak membunuh dirinya sendiri (suicide). Insting mati dapat dikelompokkan menjadi dua kelompok yaitu insting mati intern dan insting mati ekstern.

Bagian yang tidak kalah penting dari teori Freud adalah tentang Kecemasan. Kecemasan ini menurutnya berkembang dari konflik antara sistem id, ego dan super ego


(29)

tentang sistem kontrol atas energi psikis yang ada. Menurut Freud kecemasan itu terbagi tiga yaitu kecemasan realita, neurotik dan moral.

Dengan menggunakan teori psikoanalisa Sigmund Freud tentang struktur kepribadian manusia yaitu Id, Ego, dan Super Ego yang saling berkaitan satu dengan yang lain dan menuntut agar dorongan-dorongan dari dalam diri agar dipenuhi, ditambah dengan dinamika kepribadian yang tidak lain merupakan insting dan kecemasan, maka dengan menggunakan pandangan kerangka teori seperti diatas penulis dapat menganalisis psikologis tokoh Heikichi Umezawa dalam novel The Tokyo Zodiac Murders yang berkaitan dengan struktur kejiwaan manusia dan juga berhubungan dengan dinamika kepribadian.

1.5 Tujuan dan Manfaat Penelitian

1. Tujuan Penelitian

Tujuan dari penelitian ini adalah :

1. Untuk mengetahui kondisi psikologis dan struktur kejiwaan yang dilihat pengarang dari tokoh Heikichi Umezawa menurut teori Sigmund Freud.

2. Untuk mendeskripsikan gangguan psikologis yang dialami Heikichi Umezawa yang diungkapkan Soji Shimada melalui pendekatan Sigmund Freud.

2. Manfaat Penelitian

Manfaat dari penelitian ini adalah :

1. Manfaat teoritis khususnya untuk menambah ilmu dalam pengkajian karya sastra. 2. Untuk para pembaca dan penikmat sastra, penelitian ini dapat digunakan sebagai


(30)

3. Bagi mahasiswa Jurusan Sastra Jepang dapat digunakan sebagai bahan referensi atau penunjang tentang analisis novel dengan tujuan untuk memotivasi ide yang lebih kreatif dan inovatif.

1.6 Metode Penelitian

Metode yang digunakan penulis dalam penulisan skripsi ini adalah Metode Deskriptif. Menurut Whitney dalam Moh. Nazir (2003:16) bahwa metode deskriptif adalah pencarian fakta dengan interpretasi yang tepat. Penelitian deskriptif mempelajari masalah-masalah dalam masyarakat, serta tata cara yang berlaku dalam masyarakat serta situasi-situasi tertentu, termasuk tentang hubungan, kegiatan-kegiatan, sikap-sikap, pandangan-pandangan serta proses-proses yang sedang berlangsung dan pengaruh-pengaruh dari suatu fenomena.

Menurut Nazir (1999:63) dalam Buku Metode Penelitian, Metode Deskriptif merupakan suatu metode dalam meneliti status sekelompok manusia, suatu objek, suatu set kondisi, suatu sistem pemikiran ataupun suatu kelas peristiwa pada masa sekarang. Tujuan dari penelitian deskriptif ini adalah untuk membuat deskripsi, gambaran, atau lukisan secara sistematis, faktual dan akurat mengenai fakta-fakta, sifat-sifat serta hubungan antar fenomena yang diselidiki.

Teknik pengumpulan data yang digunakan yaitu studi pustaka (library research) dan teknik simak catat. Studi kepustakaan adalah teknik pengumpulan data dengan mengadakan studi penelaahan terhadap buku-buku, literatur-literatur, catatan-catatan, dan laporan-laporan yang ada hubungannya dengan masalah yang dipecahkan (Nazir, 1999:111). Studi Kepustakaan mengadakan penelitian dengan cara mempelajari dan membaca literatur-literatur yang ada hubungannya dengan permasalahan yang menjadi objek penelitian.


(31)

BAB II

TINJAUAN UMUM TERHADAP NOVEL “THE TOKYO ZODIAC MURDERS”, TOKOH HEIKICHI UMEZAWA, DAN PSIKOANALISA SIGMUND FREUD

2.1. Definisi Novel

Novel berasal dari bahasa Italia yaitu Novella, yang dalam bahasa Jerman Novelle, dan dalam bahasa Yunani yaitu Novellus. Kemudian setelah masuk ke Indonesia berubah menjadi Novel. Dewasa ini istilah Novella dan Novelle mengandung pengertian yang sama dengan istilah Indonesia Novelette (Inggris : Novelette), yang berarti sebuah karya prosa fiksi yang panjangnya cakupan, tidak terlalu panjang, namun juga tidak terlalu pendek. Novel merupakan karya fiksi yang mengungkapkan aspek-aspek kemanusiaan yang lebih mendalam dan disajikan dengan halus.

Novel menurut kamus besar bahasa Indonesia adalah karangan prosa yang panjang mengandung rangkaian cerita kehidupan seseorang dengan orang disekelilingnya dengan menonjolkan watak dan sifat setiap pelakunya. Dalam The American Colage, dikatakan bahwa novel adalah suatu cerita fiksi dengan panjang tertentu, melukiskan para tokoh, gerak serta adegan kehidupan nyata representative dalam suatu alur atau suatu kehidupan yang agak kacau dan kusut.

Novel merupakan bentuk karya sastra yang paling populer di dunia. Bentuk karya sastra ini paling banyak beredar, dikarenakan daya komunikasinya yang luas pada masyarakat. Novel dalam arti umum berarti cerita berbentuk prosa dalam ukuran yang luas yaitu cerita dengan plot dan tema yang kompleks, karakter yang banyak dan setting cerita yang beragam. Novel merenungkan dan melukiskan realitas yang dilihat, dirasakan dalam bentuk tertentu


(32)

dengan pengaruh tertentu atau ikatan yang dihubungkan dengan tercapainya gerak-gerik hasrat manusia.

Novel memiliki ciri-ciri sebagai berikut :

1. Menceritakan sebagian kehidupan yang luar biasa.

2. Terjadinya konflik hingga menimbulkan perubahan nasib. 3. Terdapat beberapa alur atau jalan cerita.

4. Terdapat beberapa insiden yang mempengaruhi jalan cerita. 5. Perwatakan atau penokohan dilukiskan secara mendalam.

Novel yang baik adalah novel yang mengandung keindahan yang dapat menimbulkan rasa senang, nikmat, terharu, menarik perhatian, dan menyegarkan perasaan pembaca. Pengalaman jiwa yang terdapat dalam karya sastra juga dapat memperkaya kehidupan batin bagi pembaca. Banyak para sastrawan yang memberikan definisi atau batasan novel. Definisi atau batasan yang mereka berikan juga berbeda-beda karena menggunakan sudut pandang yang berbeda-beda pula. Beberapa defenisi novel antara lain adalah sebagai berikut :

1. Novel merupakan karya sastra yang mempunyai dua unsur, yaitu : unsur intrinsik dan unsur ekstrinsik yang keduanya saling berhubungan karena sangat berpengaruh dalam kehadiran sebuah karya sastra.

2. Novel adalah bentuk karya sastra yang di dalamnya terdapat nilai-nilai budaya sosial, moral, dan pendidikan.

3. Novel merupakan karya fiksi yang mengungkapkan aspek-aspek kemanusiaan yang lebih mendalam dan disajikan dengan halus.

4. Novel merupakan karangan yang panjang dengan jumlah halaman yang banyak. Peristiwa cerita dan tokoh ceritanya dilukiskan secara mendetail. Biasanya bercerita tentang riwayat hidup tokoh utama.


(33)

Setiap karya sastra fiksi (novel) pasti mempunyai unsur-unsur pendukung, baik dari dalam karya sastra itu sendiri (unsur intrinsik) ataupun dari luar karya sastra tersebut (unsur ekstrinsik) yang secara tidak langsung sangat mempengaruhi cerita dari karya sastra tersebut.

2.1.1 Unsur Intrinsik

Unsur intrinsik adalah unsur yang ikut membangun karya sastra dari dalam. Unsur-unsur yang termasuk dalam Unsur-unsur intrinsik yaitu :

a. Tema

Tema adalah gagasan pokok yang mendasari sebuah cerita. Tema-tema yang terdapat dalam sebuah cerita biasanya tersurat (langsung dapat terlihat jelas dalam cerita) dan tersirat (tidak langsung, yaitu pembaca harus menyimpulkan sendiri). Tema merupakan gagasan dasar umum yang menopang sebuah karya sastra. Tema menjadi dasar pengembangan seluruh cerita, maka ia pun bersifat menjiwai seluruh bagian cerita itu. Tema mempunyai generalisasi umum, lebih luas, dan abstrak. Dengan demikian, untuk menemukan tema sebuah karya fiksi, ia haruslah disimpulkan dari keseluruhan cerita, tidak hanya berdasarkan bagian-bagian tertentu cerita (Nurgiyantoro, 2009:68). Dengan demikian, tema dapat dipandang sebagai dasar cerita, gagasan dasar umum, dari sebuah novel. Gagasan dasar umum inilah yang tentunya telah ditentukan sebelumnya oleh pengarang yang dipergunakan untuk mengembangkan cerita. Dengan kata lain, cerita tentunya akan setia mengikuti gagasan dasar umum yang telah ditetapkan sebelumnya sehingga berbagai peristiwa konflik dan pemilihan berbagai unsur intrinsik yang lain seperti penokohan, pelataran, dan penyudut pandangan diusahakan mencerminkan gagasan dasar umum tersebut (Nurgiyantoro, 2009:70).


(34)

Tema terbagi menjadi dua jenis:

1) Tema mayor : tema pokok, tema utama, yaitu permasalahan dominan yang menjiwai cerita.

2) Tema minor : tema bawahan, yaitu persoalan-persoalan kecil yang mendukung keberadaan tema mayor (Najid, 2003: 28).

Pada dasarnya tema adalah dasar cerita, yakni pokok persoalan yang mendominasi suatu karya sastra, sebagaimana dikemukakan oleh Aminuddin (2010:91), tema adalah ide yang mendasari suatu cerita sehingga berperan juga sebagai pangkal tolak pengarang dalam memaparkan karya fiksi yang diciptakan. Selain ide cerita, tema dapat berupa pandangan hidup. Hal ini sebagaimana dikemukakan oleh Brook dkk, bahwa tema adalah pandangan hidup yang tertentu mengenai kehidupan atau rangkaian nilai-nilai tertentu yang membentuk atau membangun dasar atau gagasan utama dari suatu karya sastra (Tarigan, 1984:125).

Sesuai dengan cerita yang ada dalam novel “The Tokyo Zodiac Murders”, novel ini berceritakan kehidupan tokoh Heikichi Umezawa yang merupakan seorang seniman yang sangat terkenal ditahun 1930an. Sebagai seorang seniman, ia mempunyai ambisi-ambisi tertentu yang ingin ia capai walaupun dalam proses pencapaiannya itu harus memakan banyak korban. Ambisi berlebihan yang menyebabkan terganggunya kondisi psikologis dari seorang Heikichi Umezawa inilah yang menjadi fokus utama cerita dalam novel “The Tokyo Zodiac Murders” karya Soji Shimada.

b. Plot atau Alur Novel

Sebuah cerpen atau novel menyajikan sebuah cerita kepada pembacanya. Sebuah cerita adalah peristiwa yang jalin-menjalin berdasar atas urutan waktu, kejadian, atau hubungan sebab-akibat. Jalin-menjalinnya berbagai peristiwa, baik secara linier atau lurus


(35)

maupun secara kausalitas, yang membentuk satu kesatuan yang utuh, padu, dan bulat dalam suatu prosa fiksi disebut alur cerita (Najid, 2003: 20).

Susunan alur dalam sebuah prosa fiksi secara garis besar dibagi menjadi tiga bagian: 1) Bagian awal : berisi informasi penting yang berkaitan dengan hal-hal yang diceritakan

pada tahap-tahap berikutnya. Informasi-informasi tersebut dapat berupa pengenalan latar, pengenalan tokoh, dan penciptaan suasana.

2) Bagian tengah : menyajikan konflik yang sudah mulai dimunculkan. Konflik bisa terjadi secara internal (konflik batin) maupun eksternal (konflik sosial).

3) Bagian akhir : merupakan tahap peleraian. Berbagai jawaban atas berbagai persoalan yang dimunculkan dalam cerita terlihat alternatif penyelesaiannya (Najid, 2003: 20). Plot atau alur adalah jalan cerita atau rangkaian peristiwa dari awal sampai akhir. Rangkaian peristiwa ini disusun berdasarkan hukum kausalitas (hubungan yang menunjukkan sebab-akibat). Berdasarkan hubungan tersebut setiap cerita memiliki plot/alur cerita sebagai berikut :

1. Tahapan perkenalan ialah tahap dimana permulaan suatu cerita dimulai dengan suatu kejadian, tetapi belum ada ketegangan. Di tahap ini berisi pengenalan tokoh, reaksi antar pelaku, penggambaran fisik dan penggambaran tempat.

2. Menuju ketahap pertikaian ialah tahap dimana terjadinya pertentangan antar pelaku (awal mula pertentangan selanjutnya). Konflik dapat dibagi menjadi dua, yaitu :

a). Konflik Internal ialah konflik yang terjadi dalam diri sang tokoh.

b). Konflik Eksternal ialah konflik yang terjadi dari luar diri tokoh (konflik tokoh dengan tokoh, tokoh dengan lingkungan, tokoh dengan tuhan, dll).


(36)

3. Komplikasi/tahap penanjakan konflik, ketegangan dirasakan mulai semakin berkembang dan rumit terjadi pada tahap ini (nasib pelaku semakin sulit diduga).

4. Klimaks merupakan ketegangan yang semakin memuncak (perubahan nasib pelaku sudah mulai dapat diduga, kadang pula tidak terbukti pada akhir cerita).

5. Penyelesaian, tahap akhir cerita pada bagian ini terdapat penjelasan mengenai nasib-nasib yang dialami para tokoh dalam cerita setelah mengalami konflik dalam cerita. Beberapa cerita terkadang menyerahkan penyelesaian kepada pembaca, sehingga akhir cerita seperti ini tak ada penyelesaian atau menggantung.

c. Tokoh

Suatu peristiwa dalam prosa fiksi selalu didukung oleh sejumlah tokoh atau pelaku-pelaku tertentu. Pelaku yang mendukung peristiwa sehingga mampu menjalin suatu cerita disebut tokoh, sedangkan cara pengarang menampilkan tokoh disebut penokohan. Oleh karena itu, penokohan merupakan unsur cerita yang tidak dapat ditiadakan. Dengan adanya penokohan, sebuah cerita menjadi lebih nyata dan lebih hidup. Melalui penokohan itu pula, seorang pembaca dapat dengan jelas menangkap wujud manusia atau makhluk lain yang perikehidupannya sedang diceritakan pengarangnya (Najid, 2003: 23). Istilah penokohan mencakup masalah siapa tokoh cerita, bagaimana perwatakan, dan bagaimana penempatan dan pelukisannya dalam sebuah cerita sehingga sanggup memberikan gambaran yang jelas kepada pembaca (Nurgiyantoro, 2009: 166).

Adapun cara pengarang menampilkan watak tokoh cerita adalah sebagai berikut:

1) Disampaikan sendiri oleh pengarang kepada pembaca.

2) Disampaikan oleh pengarang melalui perkataan tokoh-tokoh cerita itu sendiri. 3) Disampaikan melalui apa yang dikatakan oleh tokoh lain tentang tokoh tertentu.


(37)

4) Disampaikan melalui pemikiran, perasaan, pekerjaan, dan perbuatan tokoh cerita (Rahmanto, 1992: 72).

Dalam novel ini tokoh yang digunakan bernama Heikichi Umezawa yang dikesehariannya adalah seorang seniman yang mempunyai ambisi-ambisi yang ingin ia capai dengan menghalalkan berbagai macam cara.

2.1.2 Unsur Ektrinsik

Unsur ekstrinsik adalah unsur yang berada di luar karya sastra, tetapi secara tidak langsung mempengaruhi bangunan atau sistem organisme karya sastra. Atau secara lebih khusus ia dapat dikatakan sebagai unsur-unsur yang dapat mempengaruhi jalan cerita sebuah karya sastra, namun ia sendiri tidak ikut menjadi bagian didalamnya. Walau demikian, unsur ekstrinsik cukup berpengaruh atau cukup menentukan terhadap totalitas jalan cerita yang dihasilkan. Oleh karena itu, unsur ekstrinsik sebuah novel haruslah tetap dipandang sebagai sesuatu yang penting.

Unsur ini meliputi latar belakang penciptaan, latar belakang sosial, sejarah, biografi pengarang, dan lain-lain diluar unsur intrinsik. Perhatian-perhatian terhadap unsur ini akan membantu keakuratan penafsiran isi suatu karya sastra.

2.2 Setting Novel “The Tokyo Zodiac Murders”

Latar / setting yang disebut juga sebagai landas tumpu menyarankan pada pengertian tempat, hubungan waktu dan lingkungan sosial tempat terjadinya peristiwa-peristiwa yang diceritakan (Abrams, 1981 : 175).

Senada dengan pendapat diatas menyatakan bahwa setting merupakan latar belakang yang membantu kejelasan jalan cerita. Setting ini meliputi waktu, tempat, sosial budaya. Latar memberikan pijakan cerita secara konkret dan jelas. Hal ini penting untuk memberikan


(38)

kesan realistis kepada pembaca. Menciptakan suasana tertentu yang seolah-olah sungguh-sungguh ada dan terjadi.

Latar adalah penggambaran situasi tempat, waktu serta suasana terjadinya sebuah peristiwa. Sudah tentu latar yang dikemukakan, yang berhubungan dengan sang tokoh atau beberapa tokoh. Latar berfungsi sebagai pendukung alur dan perwatakan. Gambaran situasi yang tepat akan membantu memperjelas peristiwa yang sedang dikemukakan. Untuk dapat melukiskan latar yang tepat pengarang harus mempunyai pengetahuan yang memadai tentang keadaan atau waktu yang akan digambarkannya. Hal itu dapat diperoleh melalui pengamatan langsung atau melalui bacaan-bacaan atau informasi dari orang lain.

Nurgiyantoro (2009:227) mengatakan setting dapat dibedakan kedalam tiga unsur pokok yaitu tempat, waktu, dan sosial. Ketiga unsur ini membahas permasalahan yang berbeda-beda tetapi pada kenyataannya tetap saling berkaitan dan mempengaruhi satu sama lain.

2.2.1 Latar Tempat

Latar tempat menunjukkan pada pengertian tempat di mana cerita yang dikisahkan itu terjadi (Nurgiyantoro, 2009:251). Unsur tempat yang digunakan dapat berupa suatu tempat dengan nama tertentu, inisial tertentu, lokasi tertentu tanpa nama yang jelas. Deskripsi tempat yang teliti dan realistis sangat penting sehingga pembaca seolah-olah terkesan bahwa waktu dan tempat yang diceritakan sungguh ada dan benar-benar terjadi.


(39)

2.2.2 Latar Waktu

Latar waktu dapat dipahami sebagai kapan berlangsungnya berbagai peristiwa yang dikisahkan dalam cerita fiksi. Dalam banyak kasus masalah waktu lazimnya dikaitkan dengan waktu kejadian yang ada di dunia nyata, waktu faktual, dan waktu yang mempunyai referensi sejarah (Nurgiyantoro, 2009:47). Novel “The Tokyo Zodiac Murders” menggambarkan latar waktu bangsa Jepang sekitar tahun 1936-1980an, saat terjadinya kasus pembunuhan 6 orang wanita muda pada tahun 1936 yang misteri pembunuhannya tidak dapat terpecahkan oleh siapa pun sampai tahun 1979.

2.2.3 Latar Sosial

Latar sosial-budaya menyaran pada hal-hal yang berhubungan dengan perilaku kehidupan sosial masyarakat di suatu tempat yang diceritakan dalam karya fiksi. Tata cara kehidupan sosial masyarakat mencakup berbagai masalah dalam lingkup yang cukup kompleks, dapat berupa kebiasaan hidup, adat istiadat, tradisi, keyakinan, pandangan hidup, cara berpikir dan bersikap. Di samping itu, latar sosial juga berhubungan dengan status sosial tokoh yang bersangkutan, misalnya rendah, menengah, atau atas. (Nurgiyantoro, 2009: 233-234).

Jika dilihat dari latar sosialnya novel “The Tokyo Zodiac Murders” menggambarkan kehidupan sebuah keluarga yang jika dilihat dari luar tampak rukun dan harmonis tetapi apabila dilihat dari dalam ternyata hanya sebuah keluarga yang dingin antara anggota keluarganya sendiri dan masing-masing hanya memikirkan diri sendiri. Novel ini secara kesuluruhan menggambarkan perjalanan hidup seorang seniman yang demi untuk mewujudkan ambisinya rela untuk mengorbankan dan melakukan apa saja. Meskipun hal tersebut melanggar hukum dan norma-norma di masyarakat.


(40)

Sikap ini terjadi semua karena suatu sebab. Demi tetap menjaga kredibilitasnya sebagai seorang seniman, Heikici harus selalu dapat menghasilkan karya-karya baru yang dapat diterima oleh masyarakat. Dikarenakan perhatiannya yang selalu terpusat untuk menghasilkan karya seni yang bagus pastilah ia selalu berada di studio seni yang berada di halaman belakang rumahnya. Secara tidak langsung ia mulai jarang berinteraksi dengan dunia luar. Sekalinya keluar pun hanya menemui teman-teman yang sudah ia kenal saja itu pun jumlahnya sangat sedikit dan bisa dihitung.

2.3 Karakteristik Tokoh Heikichi Umezawa

Soji shimada menggambarkan tokoh utama dalam novel “The Tokyo Zodiac Murders sebagai seorang seniman terkenal yang penyendiri, ambisius, sedikit mengalami gangguan psikologis dan juga seorang ayah yang tidak begitu baik bagi anak-anak perempuannya. Ambisinya untuk menciptakan sebuah karya seni yang belum pernah diciptakan oleh para seniman lain melatarbelakangi sehingga Heikichi rela untuk membunuh dan mengorbankan putri-putrinya sebagai bahan utama untuk mebuat karya seni tersebut.

Dorongan kuat dari dalam dirinya untuk membuat karya seni tersebut membuatnya tidak lagi dapat mengontrol diri. Ia tidak tahu lagi yang dilakukannya benar atau salah. Yang ada didalam fikirannya hanya bagaimana karya seni itu dapat dibuat. Hal ini menimbulkan konflik batin serta gangguan psikologis didalam dirinya. Gangguan tersebut lambat laun semakin mempengaruhi sehingga apapun yang ia lakukan dianggapnya benar. Ia tidak akan lagi memperdulikan perkataan-perkataan orang sekitar. Yang paling penting hanya bagaimana mewujudkan karya seni tersebut sehingga ia dapat dikenal dunia sebagai satu-satunya seniman yang berhasil membuat karya seni itu.


(41)

2.4 Biografi Pengarang

Soji Shimada lulus dari Sekolah Menengah Umum Seishikan di Fukuyama City, Perfecture Hiroshima, dan juga dari Musashino Art University Desain Arts Komersial. Dia saat ini tinggal di Los Angeles, California, Amerika Serikat. Setelah menghabiskan bertahun-tahun sebagai sopir truk, penulis lepas, dan musisi, Shimada melakukan debut sebagai novelis pada tahun 1981 ketika novelnya The Tokyo Zodiac Murders (sebelumnya dikenal sebagai Astrologi’s Magic) menjadi finalis dalam penghargaan Rampo Edogawa.

Karya-karyanya yang terkenal yaitu Detektif Mitarai Series dan Detektif Yoshiki Series. Karya-karyanya sering mengungkapkan tema-tema seperti hukuman mati, Nihonjinron (teorinya pada orang-orang Jepang), budaya Jepang dan budaya internasional. Dia adalah pendukung kuat dari Logic Mistery sekaligus penulis amatir cerita dengan genre Logic Mistery. Mengikuti tren "Misteri Shakaiha" (Logika Misteri di Masyarakat) yang dipimpin oleh Seicho Matsumoto, Shimada adalah pelopor dari genre Logic Mistery "Shinhonkaku". Dia dibesarkan oleh penulis seperti Yukito Ayatsuji dan Shogo Utano, dan ia merupakan penulis yang memimpin boomingnya cerita misteri dari tahun 1980-an hingga saat ini. Sebagai bapak "Shinhonkaku" Shimada kadang-kadang disebut sebagai "The Godfather of Shinhonkaku" atau "The God of Mistery."

Meskipun ia seorang penulis yang sering menuliskan kritikan-kritikan serius, Shimada bukanlah karakter yang keras, suram yang banyak dibayangkan oleh orang-orang, bahkan ia cukup ramah secara pribadi. Kita bisa melihat karakternya yang asli dari novel-novel dengan genre Humor Misteri seperti “Soseki and The London Mummy Murders”, “Let There Be Murder”, dan “Any kind of Murder”. Buku-bukunya terutama yang terakhir, melibatkan berbagai trik misteri yang berhubungan dengan unsur satire (humor), kebingungan, masa


(42)

muda, dan kelangsungan hidup. Tema-tema yang berwarna-warni ini membuat bukunya menjadi hit besar, dan dibuat menjadi seri pendek.

Dalam beberapa tahun terakhir ini, Shimada telah memulai sebuah tantangan serial animasi baru yang disebut "Novel Taiga," berkolaborasi dengan ilustrator terkenal Masamune Shirow. Setelah peluncuran perdananya pada bulan Januari 2008, ia berencana untuk menciptakan serangkaian dua belas buku melalui penerbit Kodansha Box. Di Kodansha Box, Shimada juga memegang sebuah kolom di sebuah majalah terkenal, yaitu Shincho Weekly. Dia juga mengadakan kontes pertama "The City of Roses Fukuyama Mystery Award” untuk para penulis misteri amatir di jepang, dan “Soji Shimada Logic Mystery Award” di Taiwan, yang disponsori oleh Crown Publishing Company. Bahkan meskipun sudah melewati usia enam puluh, gairah Shimada untuk menulis menjadi lebih kuat daripada sebelumnya, ia benar-benar merupakan seorang maestro misteri Shinhonkaku.

2.5 Psikoanalisa Freud

Jiwa oleh Freud dibagi dalam 3 bagian, yaitu : Kesadaran (consciousness), Prakesadaran (preconsciousness), dan Ketidaksadaran (uncounsciousness).

Kesadaran adalah bagian kejiwaan yang berisi hal-hal yang yang disadarinya, diketahuinya. Fungsi kesadaran diatur oleh hukum-hukum tertentu yang dinamakannya “proses sekunder”, yaitu antara lain : logika, kesadaran jiwa yang berorientasi kepada realitas dan isinya berubah terus. Isi kesadaran terdiri dari hal-hal yang terjadi diluar maupun didalam tubuh seseorang.

Prakesadaran adalah bagian kejiwaan yang berisikan hal-hal yang sewaktu-waktu dapat dipanggil ke kesadaran melalui asosiasi-asosiasi. Freud tidak memperinci proses yang


(43)

terjadi pada prakesadaran dan bagian ini memang kecil peranannya dalam sistem kejiwaan yang diajukannya.

Ketidaksadaran adalah bagian yang terpenting dan yang paling banyak diuraikan dalam sistem kejiwaan Freud. Bagian ini berisi proses-proses yang tidak disadari, akan tetapi tetap berpengaruh pada tingkah laku orang yang bersangkutan. Proses yang tidak disadari itu dinamakan “proses primer” dan ditandai emosi, keinginan-keinginan dan insting. Realitas tidak akan mendapat tempat dalam ketidaksadaran.

Sehubungan dengan eksperiman-eksperimen dan teori yang dikemukakan Freud maka psikoanalisa dikenal dengan adanya tiga aspek, yaitu psikoanalisa sebagai teori kepribadian, sebagai teknik evaluasi kepribadian, dan sebagai teknik terapi. Sesuai dengan masalah yang akan dianalisis maka dari ketiga aspek diatas yang akan dibahas adalah teori kepribadian.

2.5.1 Psikoanalisa Sebagai Teori Kepribadian

Freud menganggap bahwa kesadaran hanya merupakan sebagian kecil saja daripada seluruh kehidupan psikis. Freud memisalkan jiwa manusia sebagai gunung es di tengah lautan, yang ada di atas permukaan air laut menggambarkan kesadaran, sedangkan yang ada di bawah permukaan air laut yang merupakan bagian yang menggambarkan ketidaksadaran. Di dalam ketidaksadaran itulah terdapat kekuatan-kekuatan dasar yang mendorong pribadi. Karena itu untuk benar-benar memahami kepribadian manusia psikologi kesadaran yang oleh Freud disebut psikologi permukaan tidak mencukupi.

Freud dalam mendeskripsikan kepribadian menjadi 3 pokok bahasan, yaitu sistem kepribadian, dinamika kepribadian, dan perkembangan kepribadian. Dalam hal ini penulis hanya akan membahas tentang sistem kepribadian dan dinamika kepribadian. Menurut Freud kepribadian terdiri atas tiga sistem atau aspek, yaitu Id, Ego, dan Super Ego. Kendatipun


(44)

ketiga aspek itu masing-masing mempunyai fungsi, sifat, komponen, prinsip kerja, dinamika sendiri-sendiri, namun ketiganya berhubungan dengan rapatnya sehingga sukar untuk memisah-misahkan pengaruhnya terhadap tingkah laku manusia.

2.5.2 Sistem Kepribadian a. Id

Id adalah satu-satunya komponen kepribadian yang hadir sejak lahir atau sistem dasar kepribadian. Aspek kepribadian sepenuhnya sadar dan termasuk dari perilaku naluriah dan primitif. Menurut Freud, Id adalah sumber segala energi psikis, sehingga komponen utama kepribadian. Id didorong oleh prinsip kesenangan, yang berusaha untuk kepuasan segera dari semua keinginan, keinginan, dan kebutuhan. Jika kebutuhan ini tidak puas langsung, hasilnya adalah kecemasan atau ketegangan.

Sebagai contoh, peningkatan rasa lapar atau haus harus menghasilkan upaya segera untuk makan atau minum. Id ini sangat penting awal dalam hidup, karena itu memastikan bahwa kebutuhan bayi terpenuhi. Jika bayi lapar atau tidak nyaman, ia akan menangis sampai tuntutan id terpenuhi.

Dorongan-dorongan dari Id dapat dipusatkan melalui proses primer yang dapat diperoleh dengan tiga cara:

a. Perbuatan

Seorang bayi yang sedang timbul dorongan primitifnya, misalnya menangis karena ingin menyusu dari ibunya. Bayi akan berhenti menangis ketika ia menemukan putting susu ibunya dan mulai menyusu.


(45)

b. Fungsi kognitif

Yaitu kemampuan individu untuk membayangkan atau mengingat hal-hal yang memuaskan yang pernah dialami dan diperoleh. Dalam kasus ini individu akan berkhayal terhadap hal-hal yang nikmat atau menyenangkan.

c. Ekspresi dari Afeksi atau Emosi

Yaitu dengan memperhatikan emosi tertentu akan terjadi pengurangan terhadap dorongan-dorongan premitifnya.

Namun segera memuaskan kebutuhan ini tidak selalu realistis atau bahkan mungkin. Jika kita diperintah seluruhnya oleh prinsip kesenangan, kita mungkin menemukan diri kita meraih hal-hal yang kita inginkan dari tangan orang lain untuk memuaskan keinginan kita sendiri. Perilaku semacam ini akan baik mengganggu dan sosial tidak dapat diterima. Menurut Freud, Id mencoba untuk menyelesaikan ketegangan yang diciptakan oleh prinsip kesenangan melalui proses utama, yang melibatkan pembentukan citra mental dari objek yang diinginkan sebagai cara untuk memuaskan kebutuhan.

Id tidak mampu untuk menilai atau membedakan apa yang benar dan salah, sehingga harus dikembangkan jalan untuk memperoleh khayalan itu secara nyata yang memberi kepuasan tanpa menimbulkan ketegangan baru khususnya maslah moral. Alasan inilah yang kemudian membuat Id memunculkan Ego.

b. Ego

Ego adah aspek psikologis dari kepribadian dan timbul karena kebutuhan organisme untuk berhubungan secara baik dengan dunia kenyataan. Orang yang lapar perlu makan untuk menghilangkan tegangan yang ada di dalam dirinya, ini berarti bahwa orgasme harus dapat membedakan antara khayalan tentang makanan dan kenyataan tentang makanan. Disinilah letak perbedaan pokok antara Id dan Ego, yaitu kalau Id hanya mengenal dunia subjektif


(46)

(dunia batin) sedangkan Ego dapat membedakan sesuatu yang hanya terdapat di dalam dunia batin dan sesuatu yang ada di dunia luar (dunia objektif/realitas).

Di dalam berfungsinya Ego berpegang pada “Prinsip Kenyataan” atau “Prinsip Realitas” dan bereaksi dengan proses sekunder. Ego dapat pula dipandang sebagai aspek eksekutif kepribadian, oleh karena itu Ego mengontrol jalan-jalan yang ditempuh, memilih kebutuhan-kebutuhan yang dapat dipenuhi serta cara-cara memenuhinya, serta memilih objek-objek yang dapat memenuhi kebutuhan. Di dalam menjalankan fungsi ini seringkali Ego harus mempersatukan pertentangan- pertentangan antara Id, Super Ego dan dunia luar. Namun haruslah selalu diingat, bahwa Ego adalah derivate dari Id dan bukan untuk merintanginya. Peran utamanya adalah menjadi perantara antara kebutuhan- kebutuhan instingtif dengan keadaan lingkungan, demi kepentingan adanya orgasme.

Pelaksanaan potensi ini dicapai melalui pengalaman, latihan dan pendidikan. Dalam tugasnya Ego harus menjaga benar bahwa pelaksanaan dorongan ini tidak bertentangan dengan kenyataan dan tuntutan –tuntutan dari Super Ego.

c. Super Ego

Super Ego adalah aspek sosiologi kepribadian, merupakan wakil dari nilai-nilai tradisional serta cita-cita masyarakat sebagai mana ditafsirkan orang tua kepada anak-anaknya, yang dimaksudkan dengan berbagai perintah dan larangan. Fungsinya yang pokok ialah menentukan apakah sesuatu benar atau salah, pantas atau tidak, dan dengan demikian pribadi dapat bertindak sesuai dengan moral masyarakat. Super Ego diinternalisasikan dalam perkembangan anak sebagai response terhadap hadiah dan hukuman yang diberikan oleh orang tua.


(47)

Adapun fungsi pokok Super Ego itu dapat dilihat dalam hubungan dengan ketiga aspek kepribadian itu, yaitu :

(a) Merintangi impuls-impuls Id, terutama impuls-impuls seksual dan agresif yang pernyataannya sangat ditentang oleh masyarakat.

(b) Mendorong Ego untuk lebih mengejar hal-hal yang moralistis daripada yang realitis. (c) Mengejar kesempurnaan.

Dalam keadaan biasa ketiga sistem kepribadian ini bekerja sama dengan diatur oleh Ego, kepribadian berfungsi sebagai kesatuan.

2.5.3 Dinamika Kepribadian

Menurut Freud semua orang termotivasi untuk mencari kepuasan dan mengurangi ketegangan serta kecemasan. Motivasi ini diperoleh dari energi fisik maupun psikis yang berasal dari dorongan-dorongan dasar. Dorongan-dorongan dasar sering diterjemahkan sebagai insting, namun sebetulnya lebih tepat jika disebut sebagai dorongan atau rangsangan. Dorongan-dorongan secara konstan bekerja sebagai kekuatan yang memotivasi, sebagai stimulus dari dalam diri dorongan-dorongan yang tidak dapat dihindari.

2.5.3.1Naluri (Insting)

Menurut Freud dalam Sumadi (2007:103) di dalam diri setiap manusia ada dua macam insting-insting, yaitu :

(1) Insting-insting hidup, dan (2) Insting-insting mati


(48)

(1) Insting –insting Hidup

Fungsi insting-insting hidup adalah melayani maksud individu untuk tetap hidup dan memperpanjang ras. Bentuk-bentuk utama daripada insting ini ialah insting-insting makan, minum, dan seksual. Bentuk energi yang dipakai oleh insting-insting hidup itu disebut “libido”. Walaupun Freud mengakui adanya bermacam-macam bentuk insting hidup, namun dalam kenyataannya yang paling diutamakan adalah insting seksual.

(2) Insting-Insting Mati

Insting-insting mati disebut juga insting merusak. Insting-insting ini berfungsinya kurang jelas jika dibandingkan dengan insting-insting hidup, karenanya tidak begitu dikenal. Akan tetapi adalah suatu kenyataan yang tidak dapat dipungkiri, bahwa tiap orang itu pada akhirnya akan mati juga. Inilah yang menyebabkan Freud dalam Sumadi (2007: 132) merumuskan bahwa “Tujuan semua hidup adalah mati”. Freud berpendapat bahwa tiap orang mempunyai keinginan yang tidak disadarinya untuk mati. Pendapat tentang adanya keinginan mati itu didasarkan kepada prinsip konstansi yang dirumuskan oleh Frechner, yaitu bahwa semua proses kehidupan itu cenderung untuk kembali kepada ketetapan dunia tiada kehidupan.

Insting mati dapat dikelompokkan menjadi dua bagian yaitu Insting mati Intern dan Insting mati Ekstern. Insting mati Intern lebih kepada keinginan seseorang untuk mati atau membunuh dirinya sendiri karena dorongan-dorongan yang ia rasakan, sementara Insting mati Ekstern merupakan niatan untuk membunuh orang lain demi mencapai suatu keinginan yang ingin dicapai.


(49)

Insting-insting hidup dan insting-insting mati dapat saling bercampur, saling menetralkan. Makan misalnya merupakan campuran dorongan makan dan dorongan destruktif, yang dapat dipuaskan dengan menggigit, mengunyah, dan menelan makanan.

2.5.3.2 Kecemasan

Kecemasan atau dalam Bahasa Inggrisnya “anxiety” berasal dari Bahasa Latin “angustus” yang berarti kaku, dan “ango”, “anci” yang berarti mencekik. Menurut Freud dalam Alwisol (2009:28) mengatakan bahwa kecemasan adalah fungsi ego untuk memperingatkan individu tentang kemungkinan datangnya suatu bahaya sehingga dapat disiapkan reaksi adaptif yang sesuai. Kecemasan berfungsi sebagai mekanisme yang melindungi ego karena kecemasan memberi sinyal kepada kita bahwa ada bahaya dan kalau tidak dilakukan tindakan yang tepat maka bahaya itu akan meningkat sampai ego dikalahkan.

Lingkungan mempunyai kekuatan untuk memberikan kepuasan dan mereduksikan tegangan, maupun menimbulkan sakit dan meningkatkan tegangan, dapat juga menyenangkan maupun mengganggu. Biasanya reaksi individu terhadap ancaman ketidaksenangan dan pengrusakan yang belum dihadapinya ialah menjadi cemas atau takut. Orang yang merasa terancam umumnya adalah orang yang penakut.

Freud mengemukakan ada tiga macam kecemasan, yaitu :

(1) Kecemasan realita adalah rasa takut akan bahaya yang datang dari dunia luar dan derajat kecemasan semacam itu sangat tergantung kepada ancaman nyata.

(2) Kecemasan neurotik adalah rasa takut kalau-kalau insting akan keluar jalur dan tidak dapat dikendalikan sehingga menyebabkan seseorang berbuat sesuatu yang dapat membuatnya terhukum.


(50)

(3) Kecemasan moral adalah rasa takut terhadap hati nuraninya sendiri. Orang yang hati nuraninya cukup berkembang cenderung merasa bersalah apabila berbuat sesuatu yang bertentangan dengan norma moral.


(51)

BAB III

ANALISIS PSIKOLOGIS TOKOH HEIKICHI UMEZAWA 3.1. Ringkasan Novel

The Tokyo Zodiac Murders adalah novel yang menceritakan tentang suatu kasus pembunuhan berantai yang terjadi di Jepang pada tahun 1936 yang lebih dikenal dengan nama “Pembunuhan Zodiak di Tokyo”. Pembunuhan ini merupakan salah satu kasus yang paling aneh dan dan sukar untuk dipahami dalam sejarah dunia kriminal. Orang-orang yang terlibat dalam kasus ini bahkan tidak dapat membayangkan kejahatan semacam itu dapat terjadi, dan bagaimana cara untuk menemukan pembunuhnya. Tanpa diduga dibalik kasus pembunuhan ini terdapat suatu catatan tertinggal di lokasi pembunuhan yang dapat mengungkap misteri rahasia dibalik pembunuhan itu. Catatan itu ternyata dibuat oleh seorang seniman yang sangat terkenal pada saat itu. Seniman itu bernama Heikichi Umezawa.

Heikichi merupakan seorang seniman yang terkenal di tahun 1930an. Di dalam catatan yang ditemukan di lokasi terbunuhnya Heikichi, terungkap bahwa ia sering mengalami depresi karena mendengar suara bisikan-bisikan asing, dan juga memiliki obsesi berlebihan untuk menciptakan suatu karya seni. Di dalam catatan itu terungkap rencana pembunuhan anak perempuan dan para keponakannya demi menghasilkan suatu karya seni. Sebelum terbunuh Heikichi meninggalkan suatu catatan dengan niatan untuk tidak menerbitkan catatan tersebut. Akan tetapi catatan itu pada akhirnya ditemukan di lokasi ia terbunuh.

Saya tidak menulis dengan niat untuk diterbitkan. Namun, saat tulisan ini mulai tersusun, saya harus mempertimbangkan kemungkinan bahwa seseorang akan menemukannya. Oleh karena itu, izinkan saya memulai dengan mengatakan bahwa meskipun


(52)

dokumen ini berisi pesan dan wasiat terakhir saya, tetapi tak dapat dihindari bahwa ini juga merupakan catatan mengenai kekaguman saya kepada wanita. Jika karya saya ternyata dianggap lebih menarik setelah kematian saya, seperti yang terjadi pada Van Gough, saya berharap mereka yang membaca dokumen ini akan memahami harapan terakhir saya, dan hendaknya warisan saya akan terus dikenal hingga generasi-generasi mendatang.”

Heikichi Umezawa

Jumat, 21 Februari 1936

Dari kalimat pembuka surat peninggalan Heikichi diatas dapat diketahui bahwa Heikichi Umezawa memiliki obsesi yang amat sangat di luar kendali terhadap wanita. Di catatan peninggalan ini juga diceritakan bawa Heikichi menuliskan rencana-rencananya untuk membuat suatu karya seni yang dia sebut dengan “Azoth”. Karya seni ini terinspirasi dari rasa cinta, kagum dan obsesinya terhadap wanita.

Obsesi ini bermula dari hal-hal yang tidak terduga. Heikichi merupakan seorang pria yang sangat menyukai figur dari seorang wanita. Hal ini dapat kita lihat dari pernikahannya yang lebih dari sekali. Kesukaannya ini juga ia tuangkan dalam pembuatan karya seninya yaitu menjadikan wanita sebagai objek utama lukisannya. Selain wanita Heikichi juga menyukai sosok lain yang mengambil figur dari seorang wanita asli yaitu sebuah manekin. “Saya menemukan seorang wanita yang sangat menarik ketika saya masih muda. Sebenarnya dia bukan manusia, tetapi sebuah manekin di etalase butik dekat Universitas Metropolitan Tokyo.” Dengan melihat manekin tersebut setiap hari, ia mulai merasakan ketertarikan aneh yang tidak dialami pria-pria normal lain. Ketertarikan pada manekin ini juga yang mengawali hidupnya sebagai seorang pelukis. Menjadi seorang pelukis terkenal membutakan Heikichi


(1)

mengalami kegagalan dalam hal mengontrol keseimbangan antara Id dan Super Ego. Karena pada dasarnya Super Ego hanya menginginkan dorongan-dorongan yang sesuai dengan nilai-nilai moral yang dipenuhi, tetapi kalau tidak sesuai dengan nilai-nilai-nilai-nilai moral hal tersebut tidak boleh dipenuhi. Seperti halnya dengan membunuh, hal ini sangat bertentangan dengan nilai moral dan keyakinan dalam kehidupan di masyarakat. Tindakan membunuh merupakan suatu tindakan yang dianggap keji dan tidak berkeprimanusiaan.


(2)

BAB IV

KESIMPULAN DAN SARAN

4.1 Kesimpulan

Dari analisis yang telah dilakukan terhadap tokoh “Heikichi Umezawa” dalam novel “The Tokyo Zodiac Murders” dapat diambil kesimpulan sebagai berikut :

1. Di dalam novel “The Tokyo Zodiac Murders” terdapat kondisi psikologis tokoh Heikichi Umezawa yang diungkapkan oleh Soji Shimada yaitu rasa cemas yang terus mengganggunya akibat bisikan dan bayangan-bayangan asing yang kerap mengusiknya dan hasratnya yang tak terhingga untuk menciptakan karya seni yang ia beri nama “Azoth”. Rasa cemas tersebut memperingatkannya tentang kemungkinan datangnya suatu bahaya yang dapat mengancamnya dan apabila tidak dilakukan tindakan pencegahan maka bahaya itu akan meningkat sampai Ego dapat dikalahkan. Selain kecemasan, insting hidup dan insting mati juga tampak dari perilaku Heikichi. Insting hidup tampak dari gangguan psikologis yang dialami Heikichi Umezawa yaitu ia mengidam penyakit penyimpangan perilaku seksual yang disebabkan karena obsesinya yang berlebihan terhadap wanita. Insting hidup berfungsi untuk melayani maksud individu untuk tetap hidup dan memperpanjang ras tetapi dalam kenyataannya insting seksual merupakan insting yang paling berpengaruh dari insting hidup. Insting seksual dari Heikichi sudah melewati batas karena ia tertarik dan terobsesi kepada sebuah benda yaitu manekin. Insting mati tampak dari keinginannya membunuh anak-anak dan keponakannya demi tujuannya menciptakan sebuah karya seni. Niatan untuk membunuh tersebut termasuk kedalam insting mati ekstern.


(3)

kehidupan Heikichi Umezawa yang merupakan seorang seniman yang memiliki obsesi yang berlebihan terhadap wanita dan juga memiliki keinginan untuk menciptakan suatu karya seni yang ia sebut dengan “Azoth”. Untuk menciptakan Azoth Heikichi memerlukan potongan-potongan tubuh wanita perawan dengan zodiak yang sesuai dengan kriteria yang dibutuhkan kemudian potongan-potongan tubuh tadi akan disatukannya menjadi seorang wanita yang paling cantik sesuai dengan kriteria yang ia pikirkan. Dari rencana yang telah ia buat untuk menciptakan Azoth, ada suatu kelainan jiwa atau gangguan psikologis yang terganggu dari Heikichi yaitu obsesinya yang berlebihan terhadap wanita yang menyebabkan ia mengalami suatu ketertarikan yang berlebihan kepada sebuah manekin. Hal ini merupakan tanda bahwa ia mulai terkena atau mengidam penyakit penyimpangan perilaku seksual.

3. Novel “The Tokyo Zodiac Murders” merupakan novel yang mengangkat masalah psikologis tokoh Heikichi Umezawa yang di dalam cerita memiliki rencana-rencana/niatan (Id) untuk membunuh demi menghasilkan sebuah karya seni. Di dalam novel ini lebih banyak ditemui perilaku-perilaku Id dari dalam diri tokoh Heikichi Umezawa daripada Ego dan Super Egonya. Disini Ego juga tidak terlalu berperan, tetapi ada saat dimana Ego sangat berperan sehingga dapat mengontrol Id yang tidak sesuai dengan nilai-nilai moral yang ada sehingga aturan Super Ego tidak terlanggar. Di dalam novel ini juga ada saat dimana Ego tidak mampu menahan keinginan dari Id sehingga Ego tidak dapat mengontrol keseimbangan antara Id dan Super Ego.

4. Di dalam novel “The Tokyo Zodiac Murders” ini terdapat pesan yang ingin disampaikan Soji Shimada sebagai pengarang, yaitu ia ingin menunjukkan bahwa


(4)

obsesi dan keinginan yang berlebihan memiliki dampak yang tidak baik bagi diri sendiri ataupun masyarakat sekitar. Memiliki obsesi dam keinginan untuk mencapai sesuatu merupakan suatu hal yang bagus dan merupakan hal yang wajar tetapi tetap harus sesuai dengan logika dan norma-norma di masyarakat.

4.2 Saran

Setelah membaca dan memahami isi dari skripsi ini diharapkan kepada para pembaca agar kita sebaiknya tidak memiliki suatu obsesi atau keinginan yang berlebihan sehingga untuk mencapainya kita harus mengorbankan banyak hal, sampai mengakibatkan tidak bisa lagi memilih yang mana yang benar dan tidak ditambah lagi dengan kemungkinan dipandang aneh oleh masyarakat banyak. Memiliki suatu keinginan atau suatu hal yang ingin dicapai merupakan sesuatu yang wajar bagi setiap orang. Tetapi untuk mencapainya tetap harus dibarengi dengan tingkah laku yang wajar yang sesuai dan dapat diterima oleh masyarakat banyak. Kita tidak dapat bertindak sembarangan demi mencapai suatu tujuan karena di dalam suatu lingkungan ada norma-norma yang harus dipatuhi dan diselaraskan dengan kehidupan pribadi kita sendiri.


(5)

Abdul Rozak Zadian, dkk. 1994. Kamus Istilah Sastra. Jakarta : PT Balai Pustaka.

Abrams, M. H. 1981. A Glossary og Literary Terms. Newyork : Holt, Rinehart, and Winston.

Agus Sujanto, dkk.. 2001. Psikologi Kepribadian. Jakarta : Bumi Aksara.

Alwisol. 2009. Psikologi Kepribadian. Malang : UMM Press.

Aminuddin. 2010. Pengantar Apresiasi Sastra. Bandung : Sinar Baru Algensido.

Budianta, Melani. Sastra dan Ideologi Gender. Horison, April 1998.

Endraswara, Suwardi. 2008. Edisi Revisi : Metode Penelitian Sastra. Yogyakarta :

Medres.

Ibid, Whitney. 1960. Metode Penelitian. Jakarta : Ghalia Indonesia.

Koswara. 1991. Teori-Teori Kepribadian. Bandung : Eresco.

Luxemburg, Jan Van. 1986. Pengantar Ilmu Sastra. Jakarta : Gramedia.

Milner, Max. 1992. Psikologi Sastra. Jakarta : Intermassa.

Najid, Mohammad. 2003. Mengenal Apresiasi Prosa Fiksi. Surabaya : University Press.

Nazir, Moh. 1999. Metode Penelitian. Jakarta : Ghalia Indonesia.

Nurgiyantoro, Burhan. 2009. Teori Pengkajian Fiksi. Yogyakarta : Gajah Mada

University Press.


(6)

Ratna, Nyoman Kutha. 2004. Teori, Metode, dan Teknik Penelitian Sastra. Yogyakarta : Pustaka Pelajar.

Sinaga, Ester Lasrina. 2012. Analisis Psikologis Tokoh Utama Dalam Novel Mawar Jepang. Skripsi Sarjana. Medan : FIB USU.

Soji Shimada. 2012. The Tokyo Zodiac Murders. Jakarta : Gramedia Pustaka Utama.

Sudjiman, Panuti. 1988. Memahami Cerita Rekaan. Jakarta : Pustaka Jaya.

Suroto. 1989. Teori dan Bimbingan Apresiasi Sastra Indonesia. Jakarta: PT. Gelora Aksara Pratama.

Surya Brata, Sumadi. 2007. Psikologi Kepribadian. Jakarta : PT Raja Grafindo Persada.

Tarigan, Henry Guntur. 1984. Prinsip-Prinsip Dasar Sastra. Bandung : Angkasa.

Wellek, Rene & Austin, Warren. 1995. Teori Kesusastraan. Jakarta : PT. Gramedia.